受験

早生まれの幼稚園受験の面接エピソード。子供にとっていい園の見分け方とは?

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こんにちは。REIKAです。

現在息子は4歳で、幼稚園の年中です。

今回は、幼稚園の受験について。早生まれの子向けの、幼稚園選びで絶対にチェックするべきポイントも合わせて書いていこうと思います。

幼稚園、併願する?

まず幼稚園を探すにあたって、併願するかどうかとても悩みました。

私が住んでいるのは東京都内で、保育園はもちろん、幼稚園も激戦区です。ひとつの私立園だけ受験し、もしご縁がなければ、翌年2年保育の区立幼稚園を検討する事になるとおもいます。

私としては、早生まれだからこそ、息子には早くから多くのことを経験を積んで欲しい気持ちがあり、3年保育の私立幼稚園しか考えられませんでした。(正直なところ早く自分の時間が欲しかったのももちろんあります。)

ですが、幼稚園願書提出はどの園も一律11月1日で、受験が2日。(一部例外もあるようです)

併願は受験時間が重なってしまうと現実的に不可能ですが、うまくズレてくれれば両方の園を受けることができます。とりあえず試しに願書を出してみないと併願できるか分からないので、2つの園に出願してみることにしました。

第一志望の園は受付時間の少し前から並んで願書を提出、第二志望の園はそのあとに足を運び願書を提出しました。どちらの園も願書の提出時間は合否には関係ないとのことでしたが、やはり気持ち的に一応第一志望の方を早く提出しに行きました。

結果は、面接時間がそれぞれ午前と午後に分かれたので無事併願することに成功。なので、2つの幼稚園両方の面接を受けることにしました。

不安が募る早生まれの幼稚園受験

3月生まれの息子は、幼稚園受験の11月1日時点で2歳8ヶ月です。

3歳にも満たない段階で幼稚園の受験を乗り越えなければいけないなんて…。すでに3歳半を迎えている子もいる中で、月齢は考慮してくれるのだろうか。とにかく、3月生まれということが幼稚園の入園に不利にならなければいいなという思いでいっぱいでした。

それに加えて我が家は引越しが決まっていて、受験の数週間前に幼稚園のある地域に引っ越すことになっていたので、事前にしっかりと幼稚園を見に行ったりすることができませんでした。

幼稚園受験のために準備したこと

息子は幼稚園入園前に幼児教室に通っていたので、そこで幼稚園の面接のイメージトレーニングを行ってもらえました。

例えば絵を見て答える質面で、答えがパイナップルの場合「たいったとぅー」のような回答もあり、先生にはパイナップルと言っているつもりだということが伝わっていない様子で、「本人は答えを分かっているのに、(発音含め)表現能力がもうすこしあればな」というシーンもありました。

我が家の場合、引っ越し前の地域で幼児教室に通っていました。その地域の幼稚園の面接内容は、歴代の先輩ママさん達がフィードバックしてくれたアンケートファイルがあり情報が豊富でした。(残念ながら新居周辺の幼稚園情報は手に入れることができませんでした)

幼児教室では周辺幼稚園の受験情報が豊富に共有されているのでおすすめです。

受験した幼稚園①少人数制

当初、第一希望として考えていたのは、1学年1クラスのみの少人数制の幼稚園です。

年少はもちろん、年中・年長に上がっても担任が2人いる園なので目が行き届きやすく、すぐに幼稚園生活に順応できるか分からない(と私が思っていた)早生まれの息子にとっていい環境かなと思い第一志望にしていました。

 

ところが、面接当日。幼稚園であるものを目にして強い違和感を受けました。それは、早生まれの子が幼稚園受験をするにあたっての要チェックポイントだと思ったので、このページの下の方に詳しく後述しています。

 

話を面接に戻します。この園では、園長と理事長との面接でした。

まず初めにプレ保育(就園前に参加できる教室)へ参加しているかを聞かれ、参加していない旨を伝えるとその時点であまり興味を持ってもらえてない印象を受けました。

我が家は当時引越ししてきたばかりで、プレ保育に参加することはできませんでした。

 

親に対しては、「この園を志望した理由」「子育てにおいて大事にしていること」など、”THE面接”な質問でした。

 

そして子供への面接は、絵を2つ見せて「〇〇はどっちですか?」という質問です。

息子は頑張って「○○と○○!」と指を指しながら、両方の絵に書いてあるものの名前をしっかり答えました。

息子はどちらか一方を指してはいないものの、両方の名前は理解して答えていましたが、園長にとって大事なのはどちらかを指指すかどうかのようで、

「こっち?こっち?」と正解ではない方を仕切りに園長がアピールしてきました。

幼稚園面接で、3月生まれの2歳8ヶ月の子に園長自らミスリード。この時点でこの園には入りたくないと決めました。

息子は不正解の方を園長に促されるまま、素直に「こっち。」と言ってしまいました。

 

園全体の雰囲気ですが、なんとなく小規模ならではのデメリットを感じました。これは、私が憶測で感じたことですが、園長のお気に入りの先生がいそうな雰囲気や、先生によって当たりハズレがある(と言ったら失礼ですが)印象を受けました。

規模が小さいからこそ「ワンマン」的な圧力をなぜか感じる園でした。小規模園自体を否定しているわけではなく、あくまでも「そこの幼稚園」に対しての私の「感想」で「憶測」です。

受験した幼稚園②マンモス園

午前の少人数制園の面接で疲れながらも、午後は第二志望のマンモス園での面接です。マンモス園を第二志望にした理由は、年少までは担任がクラスに2人いますが、年中・年長は先生がひとりになるので、30人の子供がいる中で大丈夫かな?という思いがあったからです。

午後なので息子も少し眠くなってきていて、あまりコンデションがいい状態ではありませんでした。

このマンモス園での面接は「いずれ担任になるかもしれない現場の先生」とでした。

親への質問は、「もうおむつは取れていますか?」「自分でごはんを食べることはできますか?」「好きな遊び」など、幼稚園生活が円滑に送れるかの質問でした。

実際に担任になってくれるかもしれない先生が、幼稚園生活を具体的にイメージした質問をしてくれる。小規模園ではガチガチな質問だったので、私にとってこれはかなりの癒しの質問でした。

そして、子供へは絵本を見ながら「これはなにかな?」「○色はどこにあるかな?」「○はどこかな?」と言った内容で、子供の様子を見ながら臨機応変な即興の質問でした。

現場の先生なので、子供の気を引きながら質問するのが上手で「この質問に答えられるかどうか」よりも「この子が知っていることを聞き出そう」としてくれるのを感じ、親としても実際の園での先生との関わりをイメージすることができたのです。

午後だったので息子は眠くなってきていて、集中力があまり続かなくなってくると親への質問へ切りかえ、また息子がその気になったら息子への質問、と言ったように本当に臨機応変に対応してくださって感謝の気持ちでいっぱいでした。(多分眠くなる時間帯であることを先生が理解してくれていた)

 

マンモス園は人数が多く、正直ちゃんと息子がついていけるのか不安でした。が、実際に先生たちをみて、人数が多いからこそ職員への教育も満遍なく行き届いていると感じました。

どの先生が担任になっても、きっと同じように接してくれるであろう安心感と明るさがそこにはありました。

合否結果と、実際に入園した園

少人数制の幼稚園は、合否は面接当日の夕方に電話で伝えられました。

面接の内容が上記のようでしたので、「まあ落ちるだろうな〜」と思っていましたが、案の定「今回はご縁がなかったということで〜」と言われました。

今回は本当に「縁がない」まさにそのものだと感じたのと、もし合格していたら翌日の午前中に入園料を支払わなければ入園資格をキープできなかったので、それを支払うかどうか悩まなくて良くなってスッキリしました。

もし小規模園に受かっても行かせたくないと思いましたが、マンモスにも落ちれば一年自宅保育が延長されるので、正直なところ合格していたら入園料を払うかは悩んだと思います。

 

マンモス園の方は郵送での合否結果通知でしたので、2日後に結果が分かります。(だから小規模園に合格していたら入園料を払ってキープする必要があった)

マンモス園の結果は…無事合格!!!

 

後日談ですが、マンモス園で面接をしてくれた先生。合格が分かった数週間後に制服サイズの採寸のため幼稚園を訪れた際に、息子の名前を覚えてくれていて「○○くーん!」と声をかけてくれたのです。

「この園にして良かった。」改めてそう実感しました。

実際に幼稚園に足を運んで気づいた、絶対にチェックするべきポイント

今回縁のなかった少人数制の園では、実際に保育を行っている教室が待合室だったので、園児の作品など壁に飾ってあるものを見ることができました。

そこで不安と違和感を覚えたのを今でも記憶しています。今から話すのが「要チェックポイント」です。

ほとんどの幼稚園できっと飾ってあるであろう、お誕生日カード。

そのクラスの園児が何月に誕生日を迎えるかが、月毎にお名前が書いてあるカードです。

その幼稚園のクラスには、2月と3月生まれの園児は居ないようで、1月生まれまでしかカードがありませんでした。1学年ひとクラスのみの幼稚園なので、他のクラスに2、3月生まれの子がいる可能性もゼロ。

これは、もしかしたら園の方針で早生まれは積極的には採ってないのかもしれないなと思ったのと同時に、一緒に幼稚園生活を過ごす子供達の間で月齢差が激しいと、もし入園しても息子は楽しめないかもしれないと感じました。

このブログでは、「早生まれの自信を育む知育」を書いていますが、流石に幼稚園入園時に3歳になりたての子とすぐに4歳になる子で全く同じ目線というはあまりも無理があります。

初めの記事にも書きましたが、私としては「小学校入学時に焦らず済むように」という考えなので、幼稚園時点では月齢差での発達速度は差があって当然だと思っています。4月生まれと3月生まれは見るからに体格から違います。かけっこだって自分より大きい子ばかりと走るのは楽しいでしょうか?

なので、幼稚園の間はやっぱり似た月齢の子がお友達にいた方が本人にとっても楽しいと思います。

そして、その後に受けた面接では先述の内容でしたので、受かっても落ちてもこの園への入園は考えにくいと感じました。

もし、これから幼稚園受験を考えているなら、教室に貼ってある「おたんじょうびカード」をみて、満遍なく全ての月生まれの子がいるかどうかも見てみるといいかもしれません。

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