3月生まれの年長の息子の育児に励むREIKAと言います。
前回の記事で沖縄移住検討について書きましたが、その理由の1つがインターナショナルスクールが安いことでした。
都内近隣のインターナショナルスクールについても調べてみましたが、どこも学費が年間200万〜と我が家にはとても手が届きません。
そんな中、目に止まった暁星国際小学校のインターナショナルコース。魅力的な要素が多く詳しく調べてみることに。一体どんな学校なのでしょうか。
暁星国際小学校のインターナショナルコースとは?
暁星国際小学校は千葉県木更津市にある私立小学校です。
同じ敷地内に中学・高校まで併設されています。
この暁星国際小学校(から高校まで)は、「インターナショナルコース」という国語以外の教科は全て英語で授業を行うコースがあるのです。
インターナショナルスクールではなく私立小学校でALL ENGLISH授業を受けられるのは非常に魅力的。その後中学高校でもインターナショナルコースを継続でき、日本の高校卒業証書を受け取ることができるので、進学への懸念もないのです。
インターナショナルスクールと私立小学校の良さどちらも兼ね備えていてまさにいいとこ取り。
6年生時点で2/3の生徒が英検2級に合格しているようで、実績も伴っています。中には準一級(大学中級程度)を3年生で取得している子もいるとかいてあります。素晴らしい!
ちなみに都内の超名門の男子校「暁星小学校」とは現在直接的な関係はないそうです。
学費が安い!
そんな、暁星国際小学校のインターナショナルコース。カリキュラムも魅力的ですが、我が家の目に止まった理由の1つが学費の安さです。
公式サイトの募集要項に詳しい年間納付金が記載されていますが、年間合計金額が約62万円!!!
初年度のみ入学費が別途20万円かかりますが、年200万以上かかるインターナショナルスクールと比較するとはるかにお手頃な金額です。
都内の他の私立小学校と比較しても安いです。
この授業料で英語教育をふんだんに受けることができるインターコースの環境は非常に魅力的です。しかし学校の場所は木更津なので、通学は難しいかな〜と思ったのですが、なんとスクールバスが都内まで運行しているではありませんか!!
都内からも通学可能なスクールバス運行
我が家は東京都23区内に住んでおり、暁星国際小学校がある木更津からは遠いです。早生まれ男子にとって電車を乗り継いでの通学はちょっと無理なのでは…と思いましたが、なんと都内からもスクールバスが運行していることが判明!
都内からは、JR品川駅の港南口にスクールバスがお迎えに来てくれます。我が家からも割と好都合な場所です。
通学手段も確保され、これは本格的に受験を検討か?なんて思ったのですが、そう甘くはありませんでした。
スクールバスの驚愕費用!
都内から木更津まで運行しているスクールバスによって通学手段も確保され、暁星国際小を受験してみようかな〜なんて思ったのですが、そのバスが落とし穴でした。
年間のスクールバス代が30万8,000円。
え!バス代が30万超!!
先ほど記事の上の方に記載した年間納付金額の62万円はバス代抜きの金額なので、バス代込の年間納付金は90万以上となります。
上の年間納付金の詳細を見ると、純粋な授業料は30万円。バス代は30万8,000円。
つまり、授業料よりバス代の方が高額ということです。
。。。うーん。バス代込みでも他のインターナショナルスクールよりは安いけど、気持ちの問題で交通費に高額費用を払うのはあまり気持ちが良いものではないなあ〜
なによりも、スクールバスで学校に到着するまでの所要時間が片道なんと65分!毎日往復で2時間以上通学に時間をかけるのは、ちょっと心が痛いです。
都内唯一の停留所、JR品川駅前からは7時にスクールバスが出発します。早起きしてバスに1時間以上揺られるのは、うちの息子には負担がおおきそうです。現在も幼稚園バスで登園してますが、乗車時間は10分程度。長時間となるとバス酔いも心配です。
入学後、小学校生活に慣れるかただでさえ心配な上、通学時間でまで負担はかけたくないなあと。
英語を身につけたいのであれば、通学時間の2時間を毎日英語教育に使う選択肢も出てきてしまいます。バス代に年30万以上払うならその費用を別の方法の英語教育資金にも当てられるしなあ…
ということで、このスクールバスの費用と通学時間の問題で、やっぱり暁星国際小学校インターナショナルコースは断念しました。
しかしながら、近所にあったら絶対受験したかった小学校であることは間違いないです。バス代がかからずに通学できる地域の人が心底羨ましいです。
現在はコロナ禍で海外旅行さえ困難なので、なかなか国際的な経験をさせてあげられないため日本でもできることを模索しています。