早生まれの知育の考え方

3月生まれの息子。私が知育に目覚めたきっかけ。

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みなさんはじめまして。reikaです。

4歳(年中)の息子がひとりいる、30代の母親です。

息子は3月生まれ。4月生まれ〜3月生まれで編成される日本の学年の中では一番遅い生まれです。

そんな早生まれの息子にとって、楽しい人生を送って欲しい!という思いで知育に目覚め、日々奮闘中です。

早生まれだから…というのは完全なる大人目線

日本では、1つの学年の中で4月生まれ〜3月生まれと、12ヶ月のばらつきがありますよね。

赤ちゃんの頃を振り返ると、4月生まれの子がすでに1歳を迎えたころも、3月生まれの子ははまだ生後1ヶ月のホヤホヤの赤ちゃん。

すでに歩き出している1歳の子と、まだ寝返りさえ打てない生後1ヶ月の子ではその後幼児期を経て小学生にあがってしばらく経つくらいまで、成長の差があるのは当然のことだと思います。

そのため、読み書きでも足の速さでも、なにかひとつのことにおいて4月に近い生まれの子の方が早くできるようになるのは自然なことだと感じますよね。

でも…ちょっと待って。それって完全な大人からの目線だと思いませんか?

 

小学校に入学して、30人のクラスメイトがいたとします。

子供目線からは「対等な30人の中のひとり」という認識で小学校生活をスタートしているはずです。それは、4月生まれでも3月生まれでもどの子も同じ気持ちなのではないでしょうか。

 

私が幼い頃を思い返してみました。

あの子は頭がいいな。あの子は走るのが早いな。そう感じることはあったとしても、あの子は4月生まれだから頭がいいんだ。あの子は早生まれだから足が遅くてもしょうがないよね。なんて思ったことはありませんでした…!

4月生まれの子も、「自分が生まれたのが早いから得意なことが多い」とは思わず、純粋に30人の中でできることが多いと感じていると思います。

それと同じように3月生まれの子も、「30人の中で自分が生まれたのが遅いほうだからまだできないことが多い」とも思わないのではないでしょうか。純粋に30人の中で、できることが少ないと感じてしまうのかもしれません。

子供目線だと、何月生まれのクラスメイトだったとしても同じ学年の対等なお友達です。

対等な存在のクラスメイトの中で、子供同士はなんとなく他者と比較して自分の得意なことを見つけていく場面もこれからあると思います。人と比較することで自信につながることもあるし、その反対もあります。

 

もちろん全てにおいて、4月生まれだからってなんでもできる、3月生まれだからできないことが多いというわけではないと思います。みんなそれぞれ得意不得意があると思いますが、赤ちゃんの頃の歩き始めるはやさのように、月齢が早い方ができることが多くなるのは自然であるということです。

 

でもだからこそ、3月生まれだから4月生まれの子に比べてまだできないことが多いのはしょうがない!と親が勝手に思ってしまうと、子供にとっては「30人の中でできないことが多い方なんだ」というに思いかねないのでは?と少し不安になりました。

そう思わないようにするには、少しづつ年中の今からできることを親が手助けしてあげることが必要かなと思いました。

 

楽しい小学校生活に向けて

楽しい小学校生活とはなんでしょうか。

新しいお友達、ランドセルを背負って登校する、そして勉強を通して新しいことを次々吸収する。小学校では、幼稚園や保育園とは違う経験を積んでいくことになります。

そんな中でより楽しさを感じるためには、勉強や遊びを通じて劣等感を感じずに、自分に自信を持った生活を送れることもひとつではないでしょうか。

 

そう。小学校に入ると…テストも始まります。

テストというのは、問題文を読み、問われている内容を理解して、答えを導き出さなければなりません。

文を読みその内容を理解するというのは、一見簡単に思えますが全くの準備なしで3月生まれの息子が小一でちゃんとできるようになるんだろうか。

そして、小学校に入って一番のテストで「できない」を感じてしまったら、その後のモチベーションにかなりの影響があるのでは?と思います。

先ほどの話に戻りますが、大人目線だと3月生まれだから最初はできなくてもしょうがないよ。と思って暖かく見守ってあげることももちろんできます。

ですが、子供目線だとやっぱり「○○くんや○○ちゃんはできていたのに、ぼくはできなかった。むずかしかった。」という景色になっていると思います。親は大丈夫だと言っていても、子供ながらに集団生活をする中で、かっこ悪いのは嫌だと思うんです。

そのために、今の年中から少しづつ家庭学習を通じて「できる」ことを増やしていき、まずは小一のテストで、つまずかないことを目標にしようと考えています。