こんにちは。3月生まれの小学校一年生の育児に励むママREIKAです。
私の周りでは子供が1歳半〜2歳ごろに電動自転車購入ピークの時期が到来していたと思います。
そんな私も息子が2歳を過ぎた頃に電動自転車デビューを果たしました。私が選んだのは「ハイディー2」というブリヂストン製の電動自転車です。
4年間乗ってとても快適ではあったのですが、もし今電動自転車を選び直すならハイディーではない電動自転車を購入したいと思います。その理由と、今選ぶならどの電動自転車を選ぶのか、ハイディー歴4年の経験をもとに書いていきます。
もくじ
子供乗せ電動自転車に「ハイディー2」を選んだ理由
まず、私が4年前に電動自転車を購入したのは、息子の新しい習い事がスタートすることがきっかけでした。
これまで1種類だった習い事が2種類に増えたため、電動自転車導入にはいいタイミングだろうと購入することにしました。
電動自転車は20インチと26インチの2タイプが主流で、私の周りでは20インチのモデルの方が圧倒的に人気であることは明確でした。
ですが、私が購入したハイディーは26インチの大きいタイヤサイズのタイプです。
なぜ26インチのハイディーを購入したかというと、子供を乗せる時期が終わってもかっこいい自転車が欲しい!!と思ったからです。
ハイディーのデザインはちょっとスポーティーでかっこよく、26インチというサイズは一般的な自転車の大きさなので、子供用シートを外しても違和感がありません。
しかも、タイヤやハンドルグリップの色などをカスタマイズできるお店を発見し、とってもかっこよく仕上がりそうだったのでもう迷いはありませんでした。
こんな感じでパーツを色々選べるので愛着湧きますよね。
身バレ防止のため実物とはちょっと違いますが、このようにカゴやタイヤカラーをカスタマイズしたハイディーを購入しました。
20インチの自転車だと、子供用シートを外すとちょっと違和感のあるデザインだと感じ、カスタマイズもしてさらにかっこよくなったハイディーは、子供を乗せなくなっても長く使えると思い購入を決めたのですが…
「子供乗せ電動自転車」にとって肝心なのは、子供を乗せなくなってからではなく、子供を乗せている時そのものなので、まさに本末転倒。購入してから後悔したポイントがたくさんあるので実体験を元に書いていきます。涙
ハイディーの後悔ポイント
電動自転車=快適な走行性しか頭になかったのですが、初めてハイディーを手にした時はその重さにとても驚きました。
それもそのはず、一般的な自転車は18kg前後程度だそうですが、ハイディー2は約30kgもあります。そこに子供を乗せると合計40kg以上の重さを支えながら運転しなければなりません。
【後悔ポイント①】重いのに大きいので重心が上になり比較的不安定
電動自転車は想像以上に重いのですが、26インチという大きさによって重心の位置も自然と上がります。
子供はタイヤよりも上の位置に乗せることになるので、さらに重心は上になります。乗り物は重心が低い方が安定するのは、イメージしただけでもすぐに分かりますよね。
重心の位置が上がると支える力もより大きく必要となり、重い自転車がさらに重く感じて、運転に慣れるまでとてもとても怖かったです。
【後悔ポイント②】小回りが効かない
重心が高いせいなのか、小回りがあまり効かないです。角も大きめに曲がらないと、曲がりきれません。
「そっちが避けてよねー」と言った強気な感じで向かい側から歩いてくる人を避ける時など、思ったよりも大きいカーブになるので他の歩行者がいた場合などに大変危険です。
また、自分は自転車から降りて子供は乗せたまま押している時がとても危険です。後ろの上部にのみ重心が偏っているので、曲がろうとするとハンドル側の操作に後ろの重みがついてこれずにバランスを崩し、かなり注意しないと自転車が倒れます。
子供が乗った状態で40kg超の自転車は一度バランスを崩すと女性の力で起こすのはかなり大変です。狭い駐輪場で自転車を押しながら停める場所を探している時に、何度も転倒しました。
転倒防止に子供を降ろすにも、イヤイヤ期の2歳ごろはまだ危険だと私は感じました。子供だけ自転車から降ろして駐輪している間にどこかに行ってしまいそうで気が気ではなく、駐輪場が狭かったり道路に近い場所は行くのを避けたりしていました。
20インチの自転車だと少なくとも15cmは重心が下がるので、ハイディーよりはバランスを崩しにくいみたいです。(友人も言っていました)
【後悔ポイント③】大きいと子供の座る位置も高いので、転倒時のリスクが上がる
後悔ポイント①と②で紹介したように、大きく重くバランスを崩しやすいハイディーなので、私は転倒したことが何度もあります。
当然運転に慣れるまでが一番転倒しやすいのですが、慣れていない購入したばかりの時期=子供がより小さい時期なので大変危険です。子供が小さければ小さいほど、より一層転倒を避けたいのに、転倒しやすいのです。
それに加えて、26インチのハイディーは転倒した時も物理的に高さがあるのでさらに危険度が増します。20インチの自転車とは15センチも高さが違うので、転倒した時の子供の体へのダメージも大きくなってしまいます。
幸い私はハイディーでの転倒時に子供に怪我をさせたことはないのですが、それはかなりしっかり目のレインカバーとヘルメットによる功績です。もしハイディーを購入する場合は、子供用シート用の厚手でしっかりしたレインカバーをどんな天候でもつけておくのを強くお勧めします。
私はこれを使っていました。
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また、下の子をおんぶや抱っこをして運転する場合にも、転倒時のリスクは低い方がいいので、20インチの自転車の方が危険度が減るのは否めない事実だと思います。
【後悔ポイント④】子供が自分で乗り降りするまでに年数が必要
子供が大きくなってくると、子供用シートに自分で乗り降りしたがるようになります。
20インチの自転車なら、足を乗せる場所を踏み台にすればすぐに乗れるのですが、26センチだと15センチも高くなるので、もうワンクッション必要になります。
子供の乗りたい意欲的にも、親が子供を持ち上げて座らせてあげる労力的にも26インチ自転車はやっぱり負荷が上がります。
【後悔ポイント⑤】ハンドル幅が広い?慣れるまで難しい
これは最近、ハイディーと同じ26インチで他の電動自転車に乗った時に気づいたのですが、同じサイズで同じくらいの重さなのにハイディーよりも小回りが効き運転しやすかったのです。
どうやらその自転車はハンドルがハイディーよりも狭めに作られており、両手の位置も狭まって操作性が上がっていたようです。
ハイディーは全体的にもハンドルまでも、重心が外に向いている設計のようです。ハンドルだけなら交換可能だとは思いますが、押して歩く時を考えると広めのハンドルの方が安全性は高いかもしれません。
以上、4年間ハイディー2を乗り倒して思う後悔ポイントです。
ハイディーのせいというよりは、26インチという大きさの自転車には子供乗せは向いていないというのが私なりの結論です。
子供を乗せるには、転倒時のリスクも重心も低めの20インチの電動自転車の方が、断然安心度が高いことは認めざるを得ないのを身をもって実感した4年間なのでした。
ハイディーを選んでよかったところ
ハイディー2の後悔ポイントを紹介しましたが、もちろんよかったところもたくさんあるので紹介します。
バッテリーの劣化は未だ感じない
4年間乗っていますが、バッテリーの劣化は感じません。
もう充電切れ!?と思ったことはなく、私の使用頻度(週合計90分前後・残り30%で充電)なら多くても週に一度の充電で間に合っています。
子供を乗せなくなってもかっこいい
VERY読者にも人気なハイディーは、デザインで選んだのでやっぱりかっこいいです。
私はタイヤやカゴをカスタマイズしているので、より一層愛着が湧いています。
カスタマイズはこちらのお店で出来ました。
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息子も小一になり、自分の自転車を運転できるようになりました。自転車の後ろに乗せるのは本当は小学校入学した段階で違反だそうですが…私を含めて周りを見ると…まだ後ろにごにょごにょ
というわけで、あっという間に子供用シートを外す日も近づいています。子供を乗せなくなってもかっこよく乗り続けられるハイディーを選んだので、まだまだ電動自転車として活躍してくれそうです。
20インチに比べて走行性が良い?
自転車の構造的に、タイヤが大きいほど小負担で走行できるので、その点においてはスイスイ進めてよかったです。
以上、これからハイディー購入を検討している方には是非読んでほしいメリット・デメリットでした。
では、そんなハイディーに4年間乗った私が、もし今電動自転車を買うなら何を選ぶのかを考えてみました。
もし今選ぶならこの子供乗せ電動自転車!
もし、今新しく子供乗せ電動自転車を変えるならブリヂストンの「ビッケモブDD」にします。
なぜビッケモブを選んだかというと、タイヤが20インチであることと、ハイディーの走行性自体には不満がなかったので同じブリヂストン製であること、そしてカスタマイズ対応しているショップがあるからというのが理由です。
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↑ハイディ同様、このショップだとタイヤやハンドルのグリップのカスタマイズができるので、購入するならやっぱりリピートします。
いろんなカスタマイズ事例が載っていて見ているだけでワクワクします。
そんなわけで、カスタマイズしたハイディに乗っている私が、もし改めて子供用電動自転車を選ぶなら、20インチのビッケモブをやっぱりカスタマイズして乗ると思います!